今回の「てくてく」は
台湾にひとっ飛び!
に行ってきました! (前編)
龍山寺(ロンシャンスー)は1738年創建清時代に建てられた台北最古のお寺。故宮博物館や中正紀念堂と並ぶ台北の観光名所。地下鉄MRTで台北駅から2駅とアクセスも良いよ♪
商売繁盛、学業成就、健康・長寿などご利益もバラエティ豊かで、外国人だけではなく台灣の人たちにも人気がある龍山寺。正式名称は「艋舺龍山寺(マンカーロンシャンスー)」、艋舺は現在の萬華地区の意味で台北発祥の地と言われているんだって。
お線香とロウソクを買ってお参りするんだって
参拝するときは、心の中で自分の①名前 ②住所 ③生年月日 ④願い事 の4点を神様に伝えてね。
二二八和平公園の総面積は、71,520平方メートル。東は公園路、南は凱達格蘭大道、西は懐寧街で北は襄陽路までの広~い公園だよ。台北駅から徒歩7,8分。台北のど真ん中にこんなに広くてゆっくりできる公園があるなんてビックリ!1895年、当時日本統治時代の台湾では大規模な都市計画があって、その一環として「圓山公園」に次いで2つ目に建設された都市公園なんだって。
完成は1908年(明治41年)。100年以上の歴史があるんだよ。1908年に開園した当初は、ここは「台北新公園」という名称だったそうだよ。
歴史的な二・二八事件を経て、1996年に「二二八和平公園」という名称に変わったんだ。この228という数字、台湾の歴史では、とても重要。1947年2月28日に起きた二二八(ニーニーハチ)事件。台湾の最も悲しい歴史でもあるこの事件。「二二八和平公園」の名称は1996年に当時の台北市長陳水扁氏によって改められたんだよ。
台北にはたくさん夜市があるよ。その中で有名なのは「士林夜市」!
規模・知名度ではダントツの夜市だよ!
士林夜市は、台北で一番有名な大きな夜市だよ。一度は行ってみておきたい夜市だね。
安い洋服や雑貨、おもちゃ、お土産など色々なものを売っているよ。買い物も楽しめて、飲んだり、食べたり、マッサージもして!と欲張りな遊び方ができる場所。屋台の夜市もあるけれど、メインの士林市場は建物の中だよ。雨の日は便利だね。
士林豪大大鶏排の鶏排(でかーいフライドチキン)
みんなも挑戦してみて!
「寧夏路夜市」は日本の縁日みたいな雰囲気。まっすぐな全長300メートル程度の規模で大規模な夜市じゃないけど、道路の中央両側に屋台がぎゅーっと密集しているよ。
「THE・夜市!」の雰囲気が味わえる。観光客も多いけど、「寧夏路夜市」は地元の人も多い。仕事帰りに晩御飯を食べにやってくるそうだよ。
自由広場門は、中正紀念堂の正面にあって、まさにゲートウェイの役割をしているんだよ。 高さ30mの巨大な門で、台北観光シンボルの一つだよ。
中正紀念堂は中華民国の初代総統である蒋介石を称えた施設で、政治的な背景があって、この自由広場門に描かれている文字「自由廣場」は、もともと「大中至正」だったんだけれど、民進党が政権を取ってから書き換えられたんだって。今後も政権党が変わったら、また書き換えがあるかもね。
観光客だけでなく、広大な広場でイベントが開催されたり、子供たちの遊び場だったり、お年寄りたちの交流の場、ウオーキングやジョギング、ダンスの練習をしていたり、写真撮影スポットだったり、地元の人たちの憩いの場として親しまれている場所だよ。
八角形の屋根は孫文が唱えた八徳「忠、孝、仁、愛、信、義、和、平」を表しているんだって。
「中正」とは中華民国初代総統だった「蒋介石」の本名(=蒋中正)のこと。蒋介石90歳の誕生日にあたる1976年10月31日に着工、亡くなってちょうど5年目にあたる1980年4月5日に一般開放。
蒋介石の座像は帰ることの許されなかった故郷・中国を向いて座っているんだよ
国父ってなに……?台湾(中華民国)のお父さん……?
国父っていうのは、日本でも有名な孫文(1866~1925年)のことなんだよ。台湾では孫中山という名前で知られているんだよ。台北に中山という地名があったり、全国各地に中山路という通りや中山堂などと呼ばれる施設があるんだけれど、これは全て孫文に由来するものなんだって。
孫文が唱えた「三民主義」(民族・民生・民権) は、決して国家レベルの考え方だけじゃなくて、苦しいときこそ、煌めきを失わず、自分だけでなく相手を思いやる気持ち、調和のこころは大切なんだと、個々の人間レベルでも訴えていたのかな。
以前、タイで「くまモン」に遭遇したけれど、今回、台湾では「トトロ」に遭遇したよ!
こんなところで会えるなんて嬉しかったよー♪
台湾でも活躍してるんだね。