今回のてくてくは
第4回SRグランプリ受賞越野運送さまを訪問しました!
大阪市都島区の北部を流れる淀川は、昔は京都と大阪を結ぶ水運として利用され、その後も豊富な水を利用して大小の工場が進出。都島区にある越野運送さんの周辺も、以前は繊維工場がたくさんあったそうです。1970年代のオイルショックとともに工場は移転し、大規模マンションに姿をかえ、越野運送さんの運送事業も、繊維関連の運搬から全く違う方向へと姿をかえ進化していったそうです。
その後、先代の社長から現在の越野社長へ引き継がれ、社員の皆さんとともに、安全・安心・信頼のサービスを心がけ、お客様や取引先企業さんから厚い信頼を得るまでになり、今も進化し続けています。
「どのスタッフが作業をしても高品質のサービスを提供することができるんです。」と越野社長は当たり前のようにおっしゃっていましたが、なかなかできることではないですよね。今のメンバーを含め、社員全員で100周年を迎えたい。お客様とともに、元気で、笑顔で、やっていきたい。会社を大きくするのが目的ではなく、ずっと永く続けていける会社を目指したい。と越野社長が熱く語ってくださいました。
仕事の見える化(運行管理や安全)の為、2005年にデータ・テックの車載機SRPocketを52台導入。その後2014年には映像取得可能なSRVDigitachoを51台導入。杉﨑部長は、映像を活用して自社オリジナルのヒヤリハット事例集を作成し、ミーティングなどで活用いただき安全指導に力をいれているとのこと。また、道路交通安全マネジメントニュース、品質マネジメントニュース、環境マネジメントニュース、など毎月たくさんの社内報を作成し、社員に回覧したり掲示して安全や品質など広くコミュニケーションをとっているそうです。
今回、SRグランプリの2冠王となった滋賀営業所の石原所長は、営業所に掲示する資料には必ず、注目してほしい部分にマーカーでラインをひき、吹き出しをつけてコメントを入れているそうです。ドライバーさんへの気配りや繊細な指導でSRグランプリ2冠獲得という快挙を成し遂げたんですね。
そんな熱心な指導をしている石原所長は、実は一度、会社を辞めているんですって。外に出て越野運送さんの良さに気付き、再就職をされたんだって。勿論、石原所長の人となりをわかっていたから再就職がかなったのですよね。そして実は、石原所長だけではなく、出戻っているドライバーさんが約2割いるとか。これは越野運送さんの懐の深さが伺えます。素晴らしいですね。取材にお邪魔してわかります。居心地いい会社だなって。お仕事している社員さんを第一に考えている会社。ありそうでなかなか無いですよね。
余談ですが、石原所長は若い頃とってもヤンチャだったそうです。(当時、滋賀営業所の所長をしていた杉崎部長:談)
越野運送さんのお話、ここでご紹介しきれない程、貴重なお話をたくさん伺ってきました。
データ・テックのFacebookや、セミナーや、交流会などで紹介させていただきます。お楽しみに!!