今回の「てくてく」は
東京都八王子にある
東京キャリイ
サービス
さま
に行ってきました!
1991年12月設立。主なお仕事は大手建材メーカーの配送。
東京・神奈川エリアで、住宅の建築現場や建材を扱うお店へ建材を配送しているんだって。
従業員の満足=お客様の満足!
社員の定着率に自信を持っているよ。
離職率は約5%、直近3ヶ月の離職者数はゼロ!
その秘訣は、従業員の労働環境を第一に考えた経営方針だからなんだよ。
従業員の満足は、お客様の満足に繋がる!
お仕事をさせていただくうえでとても大切なことだね♪ 勉強になります!!
小池社長からお話し聞いてきたよ♪
今日は、営業担当の福井くんも同行して小池社長からいろいろなお話を聞いてきたよ。
代表取締役の小池智也社長は、2015年10月より2代目の社長に就任。
約2年半で従業員9名から30名と3倍以上に増員し、活気ある職場へと進化させているんだよ。
今年にはいってからも2月、3月、5月、6月と、更に従業員さんが増えているんだって。
人材採用が難しい昨今、採用も定着率も理想的!
いったいどんな秘策があるんだろう??
Q1 :
仕事する上で、小池社長がいつも意識していることは?
A1 :
運送会社のドライバーさんの給料がめっちゃ安いと思っていて、ドライバーさんたちに、もっとたくさん給料をあげたい。だからといって長時間労働や負荷の大きな仕事をとるのではなくて、時短をして、負荷の少ない仕事を、高品質で契約するように心がけています。
平均労働時間は9時間(休憩時間込み)にしています。
常に利益を上げて、ドライバーさんたちに還元する。そういう仕事しかとってこない。
荷主さんと交渉するときには、最初にこちらの意向を明確にしています。覚書に何時間超えたら料金発生と記載。それでいやなら受けない。各ドライバーさんの平均労働時間をモニタリングして荷主さんに提示して、改善してもらう。仕切り価格を最初に提示。条件設定のときに交渉するようにしています。荷主さんと同等の立場で交渉するように心がけて、言うことは言うけれど、やることはきっちりやる。単純な値上げはしない。ドライバーさんの定着率や増員、高品質などで荷主さんとの信頼関係もでき、売上げを伸ばすことで、ドライバーさんたちに充分な給与を提供するように努めています。
Q2 :
セイフティレコーダ®導入の決め手は?
A2 :
最初のきっかけは「デジタコ義務化」に伴い、7.5㌧以上にデジタコを搭載することになって、デジタコの選定を始めたんです。法令的にも対応できるなにかを入れなくてはと考えていました。「安全運転の可視化」ができるものはあるのか、ポイントをおさえたうえでどんなデジタコがあるのかをいろいろと調べました。可視化するのに一番いいのは同乗することなんですが、そうではなく同等のことができるもの、それに特化したモノが良いと考えました。フルスペックじゃなくても良い。フルスペックでは、いらない機能が多い。でも5万程度ではダメ、それじゃあ中くらいで選ぶのか・・・。いろいろ試してみたんですが、やはり点数などで評価できるものが良いんじゃないかと考えました。ある展示会でデータ・テックさんのブースに立ち寄り、安全運転の診断、製品の特長やシステムについて質問したら一番きちんと答えてくれた。そこからセイフティレコーダ®をお試しで設置し、走行データを解析してもらい運転診断結果を報告してもらいました。その結果、「運転の可視化」ができるものという当初の選定基準にマッチングしたこともあり導入を決めました。
Q3 :
導入当初のドライバーさんの反応は?
A3 :
意外となんの反応もなかったです。すんなり受け入れてくれた。もしかしたら、僕の耳にはいってこなかっただけなのかな(笑)
導入当初ではなかったですが、導入してしばらくしてから、GPSで場所が判るので、それについての意見をもらったことはありましたね。
Q4 :
導入して変わったことは?
A4 :
もともと事故はなかったので、導入前後では特に大きく変わったことはなかったですね。当初の平均点は人によってバラバラでしたが、徐々に個々の点数がアップしていきました。運転状況を可視化することで、運転診断得点が良くなり、更に安全運転になりました。導入当初から、一人ひとりのドライバーさんの運転診断レポートを作成していて、週一でレポートをドライバーさんに渡して指導しています。それぞれ個々に違うので、レポートを元に、気をつける点を伝えています。
Q5 :
会社主催でのイベントとかあるの?
A5 :
半年に一回バーベキュー大会をしています。参加しやすいように会社の敷地内で実施しています。他には、最近お試しで飲み会をはじめました。24時間体制での仕事の為、全員一斉には無理なのですが、グループに分かれて楽しんでもらっています。
Q6 :
ドライバーさんの教育はどんなことしているの?
A6 :
新規採用者教育として、トラックの安全な運転に関する基本的事項、トラックの構造上の特性と日常点検の方法、交通事故を防止するために留意すべき事項、危険の予測及び回避などを中心に机上教育を15時間以上実施します。また、添乗指導教育として、管理者による1~2週間の横乗りによる業務指導を20時間以上実施しています。
その他に、点呼時のワンポイントアドバイス、ヒヤリハット報告、グループ単位の安全会議、業務パトロール(添乗確認:3か月毎)、KYTトレーニング(不定期)、燃費向上活動(上位者表彰)、ヒヤリハットWEB視聴(不定期)、エコグリーンプロジェクトへの参加による、燃費改善への取組などを実施しています。
Q7 :
社長就任から約2年半。従業員さんが9名から30名になっただけでなく定着率が良いのはなぜ?
A7 :
よくいろんな方から、どうやって若いドライバーさんを採用し定着させているの?と聞かれるんですが、良いドライバーさんを採用し継続して仕事をしてもらうには、それなりの対応力が必要だと思っています。求人の媒体、募集のタイトル文言など同じことをしてもタイミングや、時流などいろいろな要素が絡んでくるので・・・工夫が必要。何が効果的なのか・・・再現性がないんですよね。これが正解というものではなく、PDCAを回して、結果を見て改善しています。A、B、Cの相関関係で色々なことをやって、経験の中で試行錯誤しての結果かな。いずれは明確なものを探って言語化したいなと思っています。人材採用より、継続して勤めてもらうことが重要ですよね。良い従業員さんを採用し、定着させたければ、良い環境をつくることが大切です。ベースがないと結局ダメですよね。それにはコミュニケーションも大切かな。
★ 東京キャリイサービスさまから皆さまへ ★
当社は1991年の設立以来、東京を中心とした首都圏一円の配送業務を行っておりました。一貫して輸送品質を最優先に考え、「納期どおりに・安全に・サービス良く」 お客様にお届けすることを念頭におき、常に高品質のサービスを心がけてまいりました。お陰さまで多くのお客様から厚い信頼をいただけるまでになりました。
平素よりご愛顧いただいているすべてのお客様と、支え続けてくれるスタッフに、心より感謝しております。
これからも『東京都多摩地域ナンバーワンの輸送品質』をめざし、精一杯努力してまいります。
今後ともご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。