今回の「てくてく」は
栃木県小山市にある
東光高岳
さま
に行ってきました!
東光高岳さんは2つの歴史のある会社が統合してできた会社で、
高岳製作所が1918(大正7)年、東光電気が1928(昭和3)年に操業!
以前は電気コンロとかアイロン、蛍光ランプを作っていたんだって!
東光高岳さんがなければ、ぼくたちの生活は成り立ってないかもね~。
そして、2014年に東光電気、高岳製作所が統合して株式会社東光高岳に!
発電所からぼくらの家庭まで安定した電気の供給をするための製品をトータルで提案することができるようになったんだって!ほかにも電気自動車用の急速充電器など省エネ社会実現に向けた製品・サービスの提供もしているよ。
東光高岳さんのシンボルマーク、T‐インフィニティは「無限の可能性をひらく」。
‘T’には‘Technology’、‘Try’、そして‘東光高岳’の‘T’、3つの意味が込められているんだって。‘T’と∞(インフィニティ:無限)を組み合わせることで、技術と豊かな経験をもとに限りない可能性を開拓していこうという、決意が込められているんだよ。すごくかっこいいね!
東光高岳さんにはセイフティレコーダⓇ(以下SR)シリーズのフォークリフトNという製品を使ってもらっているよ!
フォークリフトって荷物をたくさん運べる機械だよね。倉庫の中を機敏に動き回ってるイメージあるけど、実際どうなのかな?
大塚さん、石関さん、舘沼さんにお話しを聞いてみたよ!
大塚さん、石関さん、舘沼さんにお話し聞いてみた
Q1 :
SRフォークリフトNの導入のきっかけは?
A1 :
「安全運転しろ」と言葉で伝えても運転者は、具体的な実施方法がイメージ出来ませんでした。
言葉だけの指導では大幅な成果が期待できないと思い導入しました。
Q2 :
SRフォークリフトN導入当初のオペレーターさんの反応は?
A2 :
日々運転しているフォークリフトの運転者でも、SR導入時はSRから聞こえる「ピッ」という警告音が多いことに気が付きました。警告音が多く鳴ることで、運転者からは「うるさい」という声がありました。また、走行スピードの抑制や積み荷への影響の少ない丁寧な旋回をするように指導をしましたが、そちらも「作業効率が下がるのではないか」との批判が上がることもありました。そして、業務管理日報を見て減点項目も多く、低評価の点数にビックリするという方が多いです。
Q3 :
SRフォークリフトNを導入して変わった事は?
A3 :
最短1カ月の期間ですが、集中的にSRフォークリフトで取得したデータを用いて運転教育を行い、安全運転を体感で身に着けることが出来たので効果的な指導ができました。当然、SRからの警告音は激減しました。また、導入当時に懸念されていた作業効率の悪化はほとんどありませんでした。
さらにルールを明確化し、トラックへの積載・荷卸し作業を2名で行うようにし、確認を重視するようにしました。測定終了後は、随時パトロールを行うことで安全運転が定着しています。
導入前に多発していたフォークリフトの事故は導入後、大幅に低減されています。2015年は6件、2016年は4件事故が発生していましたが、2017年以降は事故発生0件になりました。今後も継続して実施していきたいです。
2年連続事故 ゼロ!
す、すごい!安全運転指導が定着しているね!
事故が減らせてぼくもうれしい、使ってくれてありがとう。
Q4 :
フォークリフトオペレーターの皆さんが、心がけていることは?
A4 :
小型変圧器製造部はライン製造の職場です。フォークリフトの事故で作業が遅延してしまうとライン全体に影響を及ぼしてしまう恐れもある為、周囲確認を徹底して運転するなどフォークリフトでの事故防止に努めています。
「お客様は神様」の思いの元、製品運搬時の落下やキズによる品質の低下を起こさないよう急加減速・急旋回とならないよう注意して運転しています。
Q5 :
管理者さんとして心がけていることは?
A5 :
以前は工場内での事故が多かったこともあり、構内事故を減らすのが最重要課題になっていました。点数がよくなったらSRの使用はやめようと思っていましたが、安全に対する意識を向上させるために今後も継続して使っていきたいです。
データを用いて運転者と管理者でコミュニケーションを図りながら実施していくことで安全運転を体感で身に着けてもらっています。
フォークリフトの事故・トラブル防止のために事業所単位で様々な活動を行っています。
フォークリフトのフォークの角度が運転席からわかる水平チェッカーやフォークの差し込み長さが分かるマーカーなどさまざまな事故防止策を実施して事故・トラブルがないよう業務を行っています。
水平チェッカーは運転席からフォークリフトのツメが地面と平行になっているか確認をするもので、マーカーは運転席からどれくらいツメをさせているかみる定規のようなものだよ!
上の写真が水平チェッカー。
地面とツメが平行になっているか確認するよ。
左の写真は運転席から見た水平チェッカー。
これなら平行になっているかわかりやすいね!
これがマーカーだよ。ちゃんとツメを深く差し込めているか確認するんだよ。
Q6 :
SRフォークリフトNはどんなふうに役に立っている?
A6 :
毎日、SRフォークリフトのデータを各項目を確認・分析しています。結果を管理者が業務管理日報にコメントを入れ運転者へ指導するのと共に所属作業長へ報告もしています。また、挙動発生個所は現場で発生要因を再確認するなどを行っています。
例えば、路面状況や著しい段差の箇所などを確認し、ています。あまりにも酷い段差の場所は必要により改修依頼をして、危険箇所削減に努めています。また、挙動が発生しやすい場所は危険マップを作成し、周知をしています。
挙動発生ポイントはこちら。写真だとあんまり伝わらないんだけど、段差があってここでよく挙動が取られるんだって。こういった箇所をまとめて地図にして周知するなんて、安全運転への意識が会社全体に浸透しているのがわかるね。
Q7 :
楽しい会社のイベントってある?
A7 :
運動会があります。会社が統合して以降、グループ全体の親交を深めるために毎年グループ運動会を開催しています。労働組合協力による福島復興ブースや地域福祉団体支援の特産物販売ブースなども出店し、賑わいを見せています。
Q8 :
お仕事のためのイベントはある?
A8 :
社内では幅広い層に技能・技術の重要性のPR、若手への技術継承のため、「技能大会」を実施しています。制御盤組立やネットワークシステム構築、フォークリフト、電話応対など様々な競技を行っています。
最後に
東光高岳さまから皆さまへ!
~蓄積した技術を活かして、これからも3つのビジョンの実現を目指し、お客さまの安心で快適な暮らしを支えていきます~
<東光高岳 3つのビジョン>
- 電力ネットワークをトータルにサポートするNO.1企業になります
当社が培ってきた技術で、お客様の業務をサポートします。
信頼の電力機器を開発し、提供します。
- 計測・伝送・制御の新技術開発で新たな柱を確立します
エネルギーの情報が無駄なく、素早く、カンタンに見える世界にするために、新たな事業を開拓していきます。
- 世界を舞台にお客さまを拡げ続けます
日本で培った世界一の技術を駆使して、海外のお客さまにも最適なソリューションをご提案します。
とても大きい歴史を感じる工場だったけど、さわやかさを感じる素敵な工場だった!イメージカラーの青にぴったりだね。
東光高岳 小山工場に向かう途中で見つけたひまわり畑。すがすがしい青空と鮮やかな黄色のコントラストがすごくきれいだったよ!
電気は生活に欠かせないもの。これからも日本の発展とともに歴史を刻んでいくんだろうね。そんな会社にお邪魔させてもらえてすごく楽しかった!
大塚さん、石関さん、舘沼さんお話しありがとう!