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分析レポート

Analysis Report

事故解析レポート

㈱データ・テック 基礎理論研究所

セイフティレコーダで取得されたデータを基に、実際に発生した事故を様々な視点から分析・解析レポートいたします。

基礎データ

発生日時

2000年*月*5日(火) 2*時2*分

発生場所

東京都大田区中馬込*丁目2*番*号先路上

発生時の天候

晴れ

運転者の運転経歴

199*年*月*日 普通2種免許取得

運転者の事故歴

無し

運転者の年齢

5*歳

性別

男性

入社歴

199*年*月*日入社

事故報告内容

第二京浜の手前5m地点に一時停止があり停止、走行車を確認しながら5~10km/hの速度で進行、第二京浜の上りに車の頭を1m出したとき、上り車線の左側端を走行中の車と接触、その勢いで当方車の前面を道路の左角のガードレールのポールに衝突、車は大破した。

事故解析レポート ~事故の解析~

(1)事故状況時間経過
(2)事故回避行動

事故発生の200msec(0.2秒)前に急ブレーキが発生。
通常の急ブレーキ動作は0.3Gであるため、本件のブレーキは通常の2倍以上のブレーキ動作。
ハンドル操作による回避行動は見られない。

(3)側面衝突の発生

1】衝突のよって発生した加速度波形

衝突開始後56msec(0.056秒)後に10Gの最大の衝撃となる。

2】衝撃の方向

衝突の方向を衝突時に発生した加速度の平均のベクトルから計算すると

衝撃は横方向17.4°のほぼ真横に近い方向から発生

3】衝撃の推定速度

衝撃以降の加速後の合計を積分し、衝撃速度を推定すると55.8Km/hでの衝突に相当。
(自車の推定速度ではなく、停止した車両に衝突したときに推定速度)

(4)スピンの発生

1】側面衝突によって発生したスピン

2】スピンの推定軌跡

上記スピンが1.6秒間に発生した。

(5)ガードレール衝突

1】衝突に発生した波形

2】衝突の方向
衝突の方向を衝突時に発生した加速度の平均のベクトルから計算すると

衝撃は80°のほぼ前面に近い方向から発生

3】衝撃の推定速度
ガードレースの衝突時の推定速度は25.3Km/hに相当。

(6)速度軌跡
  1. 衝突直前速度は20.9Km/H
  2. 側面衝突後制御を失い13Km/H程度の速度で惰性走行
  3. ガードレールに衝突し急減速
  4. ガードレールでの跳ね返りで最大2Km/H程度の後退。その後停止

<演算速度の方法>

  1. 600Hで計測した前後加速度の積分で速度を演算
    Vx = Σαx
    ただし、Vx は前進方向速度 αx は前進方向加速度。
  2. 実際の積分は衝突後の停止状態から逆に積分し衝突時の速度を求めた。

事故解析レポート ~まとめ~

(1) 衝突の時間経過の詳細
(2)事故の定量データ
内容 数値 時間(msec)

側面衝突

初速

20.9km/h

側面衝突後速度

13.0km/h

500-800

事故回避ブレーキ

0.702G

323

前後最大加速度

3.63G

436

横最大加速度

9.92G

456

衝突角度

側面方向17.6°

相当速度

55.7km/h

スピン

最大角速度

284.8°/sec

ガードレール衝突

前後最大加速度

5.39G

850

衝突時の逆行速度

2km/h

1000

横最大化速度

5.20G

861

相当速度

25.3km/h

衝撃の角度

前方向80°

事故解析レポート ~資料~

(1) 今回の衝突時の全データ
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